社会福祉士のスキルを活かし地方を元気に

社会福祉士としてのスキルを地域に存分に生かしたい

今日は香川県高松市のー般社団法人『キラメキ社会福祉士事務所』代表理事の上田利枝さんをご紹介いたします。

上田さんは「国立ハンセン病療養所」の日常生活支援業務専門員として長年携わってこられたという経歴もあり、様々な方面から福祉の世界で活躍されておられます。

仕事柄、認知症予防の大切さを身にしみて感じていたところ『脳若事業』に出会い、「これだ!と感じました」とおっしゃいます。

「キラメキ社会福祉士事務所」代表理事上田利枝さん

教室は現在、一般教室を3教室。1教室は調剤薬局様でこの度開講の予定です。

全国でも調剤薬局での「脳若」は増えてきている

講座やイベントには親子で来られたりして、子供世代は通ってほしいのだけどご本人は「まだまだ今は関係ない」と言われるパターンも多いと言います。

改正道路交通法が引き金になる

昨日、75歳以上の高齢ドライバーの認知機能検査を強化した改正道路交通法が3月12日に施行されてから5月末までに、43万1338人が検査を受け、2・7%の1万1617人が「認知症の恐れがある」と判定されたというニュースがでていました。香川県はこの度の改正道路交通法により、この3カ月で高齢者講習を受けた5千人中202人が認知症の疑いがあったという報告もあったばかりです。「まだ大丈夫、と思わず日ごろからの予防意識と積み重ねが大事なんです」と講演会などでも訴えておられます。

高松テルサで行われた講演会の様子。受講生は興味津々。

どうしても地方は行政の動きも遅く、高齢者への啓蒙活動も遅れている。高松市もやっとこれから少しずつ総合事業が始まろうとしています。チェックリストでキラメキさんの脳若教室へ誘導していく流れを作ります。有料ボランティアを育てて元気な高齢者の活躍の場も同時に作っていきたい!というイメージを共に思い描き、熱く語り合いました。

斬新なイベント

また、月に一度のイベントは盛況で、エステやジャズなどと組み合わせた「脳若カルチャー」は斬新な試みです。「新しい体験」をしてほしいというコンセプトで沢山の人脈を使って開催されています。

7月はジャズと脳若!

着物姿がトレードマークの名物コミュニケータも差別化の一つ!

地方から元気に!

パワフルな上田さんをこれからも応援してきます。次はどんな手を打つのか!楽しみです。こういう方が地方で元気だから私もパワーをもらえていますし、ガンガン応援する。問題はとても重いものだと捉えがちですが、明るく問題解決をしていくことが必要だと心から感じますね。だから前に進めるのだと思います。