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行動の変容を促すレジリエンスデザイン~小さなシグナルを見逃さない

約束

本日は新宮町で講演。町の生活支援サポーター養成講座の最終回を担当します。最初のスライドでは「わたし、女、寅さんです」という自己紹介からです。全国各地、いろいろ行ってますがその中でも昨年群馬県沼田市で講演した際のエピソードをご紹介します。
沼田といえば、ちょうどその時やってた大河ドラマ「真田丸」で沼田城が注目されてましたが雰囲気もなんとなく「山城~」という感じで、立派なお侍さんがたくさんこの道を城へ向かって歩いたんだろうなぁ、なんて思いながら会場へ向かいました。

沼田市では株式会社ジーシーシースタッフ様が「脳若トレーニング」を開催、この日はその予防講座の終了後の卒業生を囲んでというイベント。しかも、「男のタブレット教室」という目を引く講座タイトルでした!卒業イベントは女性もお呼びしましょう、ということになり、婦人会などにもお声掛け、和やかな雰囲気でお話させていただいたのを覚えてます。

話の中に「好奇心や興味が薄れると脳の働きがどんどん悪くなる」というくだりがありまして、「興味がない」等のマイナスレッテル情報は脳に悪影響を及ぼすんですよ、とお話したところ、ある男性がボソッと「自分は水墨画をやっていて前は沢山書いて人にあげたりしていた。だけど今、一人になってある日突然書く気が無くなってしまった。やる気がなくなったという感じ。」

「もう書きたくないですか?」
「そうは思わないけど、やる気が出ない」

やりとりが続く中、パワフルだった母が「何にもしたくなくなった…」と言い始めてから体力と気力の衰えが急速に進んだこと、すぐ思い出しました。

「すぐに、とは言わないから、そうね、今年中でいいです。まだ夏だから時間はたっぷりよ!私に1枚書いてくれませんか?」
「・・・」
「出来たらでいいです。無理しなくていい。でもこの約束は覚えておいてほしいから握手しましょう」
といってしっかりと手を握って握手して別れました。

で、今年の正月、ジーシーシースタッフさん経由で私のところへ届きましたよ。

嬉しかったですね~

3枚も力作が・・・!
3枚も力作が・・・!

すぐ、手紙とお礼に「博多通りもん」を
送った、という話です。

その後のこの男性に「行動の変容」が起きたのか否か?興味があるところです。

行動の変容を促すレジリエンスデザイン

以前のブログ記事(行動の変容と未来の特典【脳若トレーニングとは?】)でも触れたように、行動の変容が未来にどんな変化をもたらすのか?またそれを早い時点で気づくことができるか?そして「変化への対応と準備の重要性」をいかに啓蒙できるか…これが「みつおか式 脳若トレーニング」にメソッドとしていかに浸透できるか、これが私の今の最大の課題とテーマです。

これについてはサムライトのホームページに掲載の九州大学応用生理人類学研究センターレジリエンスデザイン部門の尾方義人准教授にも言葉を頂いています。共同研究の中で考え方の認識を合わせながら「みつおか式」を展開していきたいのです。