2024/10/03 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン【良い状態とは】

**************
光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2024年010月03日号 VOL.708
**************
今日は「Well-being」について。

時間とお金もそこそこ使って勉強してきましたので、共有したいと思います。

ウェルビーイング、最近よく聞くワードでしょうか?
直訳すると「良い状態」。

首相は変わりましたけど、

岸田さんが政府の骨太の方針に
「希望あふれるWell-beingの高い社会の実現を目指す」

と明記しました。

なぜ今、Well-beingなのか?

高度経済成長の時代は

作れば売れる!
頑張れば幸せ・豊かになれる!
24時間働けますか?!

でしたよね。勢いがありましたが、時代は変わったというのは皆が自覚していることでしょう。
(リゲインは販売終了したそうです(^_^;))

いわゆるGDPの数字と国民の生活満足度は全く別物であり、

”所得の上昇は必ずしもWell-beingの上昇をもたらさない”ということです。
(イースタリンのパラドックスで検索してみてください)

心の豊かさはモノの豊かさより大事なんだけど、
日本人は物質的に豊かなのに心が豊かでないと感じているから

今後は政策にもこれを盛り込んで幸福度を上げていく必要があるよ、

となったわけです。

でも幸福って
どうやって測るの?
って話ですよね。

まず、「幸福」を3つに分解する

・生活への満足
・人々の幸せ
・私の幸せ

これをタイプ別に細かく24個の因子にまた分解し

主観的にはアンケート調査で
客観的には行政のオープンデータで数値化する

それを分析し、政策に落とし込もう

というわけです。

わたし、
これを勉強して、抽象的なことをちゃ~んと数値化するってすごく意味があると思った。

心の豊かさ、幸せってなんだろうという
これまで私がずーっと考えてきたことの答えがここに一つあった。

おわり。
*****************