2025/02/13 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン【タクシーがない】

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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2025年02月13日号 VOL.727
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福岡のホテルが高くて、取れない!というのはよく聞く話だが、

今日は福岡県宗像市へのミニ旅で考えたことをレポートしたい。

宗像市は人口10万弱。世界遺産である宗像大社のある空気の澄んだ良い地域、といえる。

今回はBooking.comで手配した。
ホテル名はコンフォートイン宗像
1泊 ダブルルーム 禁煙
Booking.comによる負担額が550円、別途フロントで宿泊税を現金で200円とられた。

カードで引き落とされる金額は

4,950円

安い。
朝食もなかなかのものだった。サービスも素晴らしい。

最寄りの駅近くで会食があったため、フロントで位置関係を尋ねると、タクシーしかないと言われた。
すぐに用意された「近隣のタクシー会社一覧」のプリントをもらった。

タクシー会社は4社も記載がある。

部屋に入りまずやったのは、わざわざ電話しなくても、、、と思ってスマホを握る。
タクシーアプリを開いた

「サービスエリア外です」の表示だ。

仕方ない、
17時にホテルまで配車してもらおうと上から順番に電話する。

・予約でいっぱい
・時間指定とか無理
・そもそも出ない・・・

の理由でことごとく断られる。歩いたら1時間だ。
上から3つ目の配車係のお姉さんに、かけ直し、もう少し状況を詳しく聞いたら

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今だったら赤間駅近くに一台だけいるんです。
それはずしたら、福岡市内に行っちゃったりして市内に一台もいないなんてことはザラですね。
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なるほど・・・と時計を見ながら
「では、その一台、今すぐ回してください!」

タクシーの運転手さんは若かったですよ、40代前半かなぁ。

聞くところによると、大量に運転手さんが定年を迎えたそうだ。

まさに2025年問題、団塊の世代が75歳以上になったことはここにも影響したというのか?
どの自治体も「支え合い活動」等で大きな課題となるのが移送問題。

これからまた一段と深刻になっていくと思われる。

駅に着いたのは約束の時間の45分前。
寒いし、待合室ないので駅のこっち側と向こう側の階段を登って降りて、身体を温めていた。

お!
ストリートピアノが置いてある。

しばらくして、小さな女の子がピアノの前に座った。
お母さんは後ろにいらっしゃるようだが・・・

すごい!上手い!YouTubeなんかで時々見るけどそれに近い。
素敵な音色で2曲くらい弾いてくれた。

極寒だからすぐにいなくなっちゃったけど、ここで子どもに遭遇したことにちょっと安心した。
さっきまで、地域の移送問題は深刻だなと思ったけど
高齢者の問題を暗く語るのはしたくないなと思った。
なるようになるしかないんだから。

おわり
(ピアノはインスタで少しだけ聞けますmari_mitsuoka)
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