2025/07/03 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン【考える力が信頼を生む】

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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2025年07月03日号 VOL.747
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私たちは1日に何度「考えて」いるのでしょうか?
ある研究では、人は1日に約1万回の思考をしているとも言われます。
けれど、それは“考えた気になっている”だけかもしれません。

最近ではAIが大量の情報を処理し、正確に答えを出してくれる時代。
「量」の思考では、もう人間は敵わないかもしれません。
だからこそ、「質」の高い思考、つまり“ちゃんと考える力”が、これまで以上に重要になってきています。

では、「ちゃんと考える」とはどういうことなのでしょう?

◆「考える人」は、すぐに口を開かない
北野武監督の映画『アウトレイジ』では、感情的になった人が真っ先に命を落とします。
怒っているとき、人は判断力を失い、冷静さを欠きます。
脳科学でも、前頭葉が本格的に働くまでに約3秒かかると言われています。
アンガーマネジメントの「6秒ルール」は、まさにこの冷静さを取り戻すための技術です。

考える人、いわゆる賢い人は反射的に反応しません。
一呼吸おき、相手の言葉の奥にある「本当の意図」や「気持ち」を読み取る力を持っています。

◆「論破」ではなく「信頼」が知性の証
知識が豊富な人が、すぐに答えやアドバイスを出してくれることがあります。
でも、本当に信頼されるのは、「一緒に考えてくれる人」です。
すぐに結論を出すのではなく、「あなたのことを真剣に考えてくれている」と思わせる姿勢。
これが、社会的知性=EQ(Emotional Intelligence)の力です。

逆に「論破」ばかりを狙う人は、どんなに頭が良くても信頼されません。
相手が何を求めているのか、言葉にならない思いをくみ取れる人。
それが「本当に考えている人」なのかな。

◆思考の質を高める3つの習慣
感情に飲まれないこと
 → 一呼吸おく、怒りや焦りにすぐ反応しない。

すぐに意見を出すことを恐れない
 → 最初に案を出す人が、場を動かす。(ゼロイチをやれるひと)批判は誰でもできる。

情報の裏を取る癖をつける
 → 【site:.go.jp】【site:.ac.jp】を使って検索ですね、ここはコンサルとしての基本。
  自分の意見と反対の情報を見ることで視野が広がる。

人は誰しも、「認められたい」という承認欲求を持っています。わたしもそう。
それをどう扱うかで、その人の知性の“深さ”が見えてきます。
他人を持ち上げつつ、自分を誇示しない。
そんな姿勢が、「あの人、ちゃんと考えてくれる人だよね」という信頼を生むのでしょうね。

「ちゃんと考える力」とは、知識や論理の問題ではなく――
“他者にどう映るか”という社会の中でこそ試される力なのかもしれません。
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