2025/010/02 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン【1万時間】

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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2025年10月02日号 VOL.760
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今日は、ある自治体でサポーター養成講座を開いた。小さな町だが、この町で担い手を育てるのは初めて。初日から20名が集まった。民生委員や区長、福祉会の方々など、地域の活動を長年担ってきた70代が中心。まあ、予想通りだ。
ただ今回は少し違う。50代の参加者が数人いた。子育てが落ち着いて地域に関心を持ち始めた人、都会から移住して「これからの暮らしやすさを考えたい」と語る人。その声がとても新鮮で、頼もしさを感じた。

介護予防の仕事を始めて約20年。40代の頃は本当に手探りだった。介護や医療の専門でもない自分が、このニッチな分野を歩み始めること自体が挑戦だといえる。

「10,000時間の法則」といわれるように、ひとつのことを積み重ねるうちに少しずつ専門性が育っていく。そんな感覚を持ちながら進んできた。大きな飛躍をするわけでもなく、ひとつひとつ。

自分自身、年齢を重ねると、50代、60代、70代、80代、それぞれの気持ちが少しずつ分かるようになる。母を見送り、知人を見送り、やがて自分の番が来る。人生は順繰り。順番に巡っていくものだということが、身に染みてわかるようになった。

これからの地域は人口減少や少子高齢化の波をまともに受ける。一人暮らしの高齢者、認知症の課題にどう向き合うのか。支えられるのは高齢者だけではない。
これは、正解のない方程式に挑むようなものだ。だからこそ、キレイ事の教科書ではなく、生の声や体験をどう行動に結びつけるかが鍵になる。

今年度は新たに3つの自治体で養成が始まった。それぞれ地域性が違い、やり方も違う。だからこそ面白いし、学びがある。ワクワクしながら次の展開を描いている。
順繰りだということを意識しながら。
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