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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2025年12月04日号 VOL.769
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最近のAIの進化には、本当に驚かされる。
特にGoogle の Gemini の勢いは目覚ましく、先日参加したセミナーでも「これはもう新しい時代に入った」と実感させられる出来事があった。
ある企業の総務課の方が、Geminiを使ったスライド作成のツールを考案していたのだ。しかも無料配布。一見、AIとは遠い仕事のように思える「総務」という現場から、こんな革新的な発想が生まれたことにも驚く。これをきっかけに、彼の note のフォロワーが一気に数万人規模に増え続けているのだ。「時代をつかむ人」は、必ずしも技術者や研究者だけではないのだと改めて感じた。
Gemini には GemとかGasとかいう機能があり、それを使って簡単なプロンプトを入力するだけでコードが生成され、まさに「かゆいところに手が届く」ような形でスライドを自動生成できる。誰向けにどんなテーマで何分でプレゼンなのかを伝えると、時間通りのスピーチ原稿まで生成されてくる。構成案も非常に優れていて、話の流れ、図解、キャッチコピー、色の使い方までが一通り整って出てくる。
さらに、最近搭載された Nanobanana(ナノバナナ) という画像生成ツールがまた優秀で、図のレイアウトが驚くほど自然で本格的。これまで専門ソフトが必要だったレベルの図解まで、ワンクリックでできてしまうのだ。
私自身の使い方としては、AIである程度まで作ってもらい、途中でダウンロードして PowerPoint に変換。そこからは自分の慣れたやり方で仕上げているが、トータルの作業時間は これまでの4分の1ほどにまで短縮されている。
「AIに頼る」というよりも、「AIと共同作業をしている」という感覚だ。
そして不思議なことに、AIに構成を出してもらうと、こちらの頭の中も整理され、
「ああ、私はこういう話がしたかったんだ」
と、むしろ自分の考えを深く理解できる場面が多くあるのだ。
これは、単なる時短ではなく 思考の整理ツール としての価値でもあるだろう。
小さな会社こそ、こうしたAIの力を積極的に使うべきだと強く思う。
人手不足の時代において、AIは“脅威”どころか、確実に“味方”になってくれる存在だ。
とはいえ、まだまだ「AIを使うなんて…」という声も残っている。
かつて「インターネットなんて」と言われていた時代があったように、新しい波にはどうしても抵抗が生まれるものだ。
しかし、いずれAIもパソコンと同じように 「誰もが当たり前に使う道具」 になるのでは?
賛否両論あるが、AIは、未来を奪うものなのだろうか?
現時点では、人間が本来やるべき創造的な仕事に集中できるように支えてくれる“相棒”だ。
おわり。
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