サービス付き高齢者住宅を選んだ訳。「そんぽの家s」88歳のゴルファー。

エージシュート!

「私の年齢よりずっと低いでしょう?」
と言って盾を自慢げに見せていただきました。

Age Shoot証明書
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エイジシュート証明書を手に(そんぽの家s姪浜のご自宅にて)

昭和4年生まれの88歳。
17年前奥様を癌で亡くされ、現在はサービス付き高齢者住宅にお一人でお住まい。玄関先には家族写真とゴルフバック。

「まあ、長い人生、色々あるよ」と始終ニコニコ。

脳若講座に参加するようになって1年半。そのきっかけは免許更新時の高齢者講習だそうです。今回の講習、記憶問題で16問中14問できたとか。

後から思い出したんだけど、残りの2つは「親指、とドライバー」だったんだ。悔しい!と。

「脳若」に通うようになって、「思い出す」という訓練を自発的にするようになったとおっしゃいます。運転するかどうかは別として、次の更新は91歳だからね。100点満点を目標にしたい。高齢者講習の準備なんて、一夜漬けじゃ無理なんですよ。

何事も積み重ねだとおっしゃいます。

安全運転!

一緒にお食事をしましたが、手をきちんと合わせた「頂きます」と「ご馳走様」
のしぐさがめっちゃ綺麗でした。長生きの秘訣は?とお尋ねしたら即答で「運動」とこたえられました。「だけど、脳のほうも意識すれば鍛えられるんだって改めて教えてもらったよ」とおっしゃいます。

重いテーブルや椅子を運ぶのは運動のため、先生のため、みんなのため。

それから

いつも人のために何かする事親からずっとそうやって言われて育ったんだ

講座で先生が、そりゃあ一生懸命に教えてくれるよ。それに我々も応えなきゃね。

エージシュート。
(1ラウンドを自分の年齢以下の打数でホールアウトすること)

この達成は難しく、ゴルフの技術はもちろん健康維持との闘いでもあるわけです。ゴルフに行くためには健康と車の運転が必要だから…高齢者運転には賛否両論あるでしょう。これが正しいというのはありません。

「高齢者講習がいつも気になっていた。その為に何をしたらいいか?ずっと探してた。」

その結果が「脳若」だったそうで、「おかげ様!」と私にも手を合わせる。
そんな、やめてください!と恐縮してしまいます。

インタビューを終えて、お互いにいつまでも頭を下げあいながらお別れしてきました。サクセスフルエイジングを絵に描いたような御仁でした。

このサクセスフルエイジングを果たすために選んだ終の棲家がこのサービス付き高齢者住宅だった訳です。この選択に至るまでには様々なことがあってのことでしょう。「いろいろあるよ」とおっしゃった言葉には重みもありました。ゴルフ仲間や脳若仲間と過ごす楽しさ、自分のペースでやれる幸福感というのはなにものにもかえられないといいます。この幸福を続けるための人間関係構築と健康作りなのだと思います。「積み重ねだよ」という言葉を再度、嚙み締めました。

大藪さん、素敵な笑顔!

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