私は銀嶺の人。山があるけん登るったい。

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光岡眞理の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞理 2011年8月18日号 VOL.33 購読者: 688名

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今日も元気にハツラツと!毎週木曜配信のメールマガジンです。

●こんにちは、光岡眞理です。

 20代前半でしたか、新田次郎の『銀嶺の人』を読み、
女性登山家に憧れた時期がありました。

二人の女性が登場します。

女医を目指す勝気な「泣かない子」。
鎌倉彫の彫刻家、無口ですぐに「涙ぐむ子」。

私は口数少ない方で勝気ではなかったですが、あまり「泣かない子」でした。

小さい頃から我慢強く、何をするにも一人で大丈夫でしたし、
岩と岩の間に体を丸め、一晩眠ることも平気で出来るタイプですので、
この山岳小説にはどっぷりつかりましたね。

 そうそう、大学4年生の時にたまたま関東大会で
全日本の出場権を握った時、私は一番大事な時期に教育実習で故郷へ帰りました。

「体だけは切らしておくように」

と監督に言われ、毎日太宰府の「宝満山」へ走って登りました。
まるで登山家になった気分でしたが、体はバネみたいに動いていましたね。
ものすごい集中力で山の階段を飛んで降りたのを覚えています。

全世は山伏か?(笑)

さて、この小説の最後は非常に衝撃的なのですが、
今でもその文字が目に焼き付いている。

「発見しました!」
「動きません!」

山で遭難した男女がヘリコプター操縦席から発見された時の様子が
リアルに表現されています。

この長編小説の最後に筆者がこう書いています。

「この小説をもって、山は何か。なぜ山に登るのかの答えにしたい」

人はどうして生きるのか、生れてきた以上、苦しくても、楽しくても
死に向かって生きていかなくてはならない

と言われているような気がします。

追加。

人生はようわからんけど、どうせ死ぬなら、楽しんだ方がいい。

第33号は以上。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。感謝。

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