「手洗いの手水鉢を想い出して」

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光岡眞理の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞理 2011年8月25日号 VOL.34 購読者: 694名

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今日も元気にハツラツと!毎週木曜配信のメールマガジンです。

●こんにちは、光岡眞理です。

 「深川んとこ行くぞ~」

父は毎日働かず、西新商店街をウロウロしていましたが、
小さい妹と二人、結構いろんな所へ連れて行かれました。

 いつも着物に雪駄でしたが、百道(ももち)の電車通りに深川さんという
お宅があって、何かない限りはそこへ毎日のように通っていたように思います。

将棋です。

勝った、負けたといつもはしゃいでいたように思いますが、
よく覚えているのは便所が離れで、とても怖かった。

軒下からつるしてある手洗い容器で手を洗うのですが、
届かなくて・・・・

いつもイスに立ち、出しすぎ!というほど水を出して洗っていましたね。
下から、手をパーにして押し上げたら水が出る、あれです。

わかりますか?
(手水鉢というそうです)

「せみとり」

と私が習字教室で書いた作品を部屋に貼っているのを見て、
「よし、せみとり行こうか!」と虫網と虫かごを買ってすぐに山へ出掛けたり、

暇な時、バナナのたたき売りのおじちゃんの手伝いをしたり、

競馬にもパチンコにもよくついて行きました。
妹と、あやとりやお絵かきして待つのも楽しかった。

父はわがままに育ったそうですが、
楽しい事を見つけるのが得意だったと思います。

私も今は忙しく仕事をしているようですが、楽しむ時は
思いっきり楽しめます。

多分どこか似てますね。

浜辺も裸足で走るし、バナナのたたき売りをやれと言われたら
多分やれる(笑)

晩年、父は体が思うように動かなくなるにつれ、

「こんちくしょう、こんちくしょう!」
と家族に随分当たりました。

嫌いでした。

今思えば、

楽しい人生のはずだったのに、つらかったろうなと。

「お前の好きなように生きろ」
と私には最期まで言っていた。

そうします。

好きな事を仕事にしないと、きっとうまくいかない。
与えられた時間を楽しめる人は人も寄ってくる。
楽しく行こう。

第34号は以上。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。感謝。

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