組み合わせが効く【脳若】製造業と福祉のマッチング事例

埼玉県入間市「吉川製作所」様の場合

今日は埼玉県入間市にある「吉川製作所」様の東野千尋さんをご紹介します。
こちらは金属製品製造業でお兄様が代表、妹の東野千尋さんが新しく福祉事業部を立ち上げ、介護予防担当として地域に入り込んでの活動を精力的に行っておられます。

福祉事業部としては、施設向け福祉用具と個人様向けオーダーメイド福祉用具の製造・外出付き添い・ハンドリフレやリンパマッサージを行っておられます。
こちらはオーダーメイドの福祉用具。「中小企業 新ものづくり・新サービス展」にも出展されています。

完全オーダーメイドの福祉用具

顔を見合わせてリハビリできる器具

しかも用途は色々!

脳若事業は?

脳若に携わる者は、トレーナーは看護師である東野さん、サポートスタッフ2名です。

東野さん自身が、看護の仕事から離れてしまわず、現場をしっかり知るためにも、在宅医療に携わっておられ、他の医療機関に従事。予想通り、脳若は楽しいですよ!と東野さん。

【地域コミュニティで行われる脳若トレーニング】

「大人の脳活」と銘打ったチラシ

ここからインタビューです。

【脳若をやろうと思った決め手はなんでしょうか?】

私が今、お世話になっている医療機関では、24時間365日の在宅での専門的医療を実現するため、医師、看護師や相談員がご自宅までうかがい、診療やケア、医療と介護の連携のコーディネートを行っています。患者様に寄り添った在宅医療の提供するために、「ご自宅で過ごしたい」患者様・ご家族様の要望に耳を傾け、できる限り希望に沿った在宅医療を提供出来るよう取り組んでいるところです。

看護師として長年の病棟勤務の中で、たくさんの喜び・悩みや不安の声を聞いてきました。その中で、もっと私に出来ることがあるのではないかと考えるようになりました。

今ある形ではなく、新しい形でシニアの方々の健康をもっと身近で応援したい。

そう思っていたときに出会ったのが脳若でした。

初めてセミナーに参加したのが2015年10月。その時はまだ、病院勤務でしたので、個人申込みでセミナーに参加しました。パワフルな光岡社長にお話を伺い、脳若のもつ魅力・可能性にとても惹かれました。私が創っていきたいワールドの第一歩を踏み出せると。

【アカデミーから認定までの道のりエピソードがあれば教えてください】

初めて参加したセミナーから約1年、「私はこの仕事を柱にして地域の介護予防をやっていきたい」という思いを継続したまま、看護師の仕事を退職という決断をしました。ようやくアカデミー受講、そして認定試験の段階へ。
元々、製造業である弊社には個人のお客様との繋がりも少ないため、まずはデモ講座を受けてくださる方を探すのに必死でした。
なんとか近所の方を集め、デモ講座を開催、無事に合格することができました。

【自治体との関わり方はどのようにお考えですか?】

看護師としての経験も生かしながら地域で介護予防を柱に活動をしていくと決め、国の提示する「医療・介護・予防」の地域包括ケアシステムを意識していくなかで、自治体との関係は切っても切れないものです。それでも、今まで医療の世界にはいても、自治体の窓口に行くことなんてほとんどありませんでしたので全く新しい世界でした。
初めて市の担当者にご挨拶に伺ったのは、まだ事業開始前の昨年(2016年)12月。お恥ずかしながら、何もわからず、来年から事業開始しまーす程度の、ただのご挨拶…だけをしてしまい、担当者さんがポカンとしていたことを思い出します。
後日、当時の担当課長さんが「こういう時は、皆さん色々と提案持ってきたり、マッチングをしたりするんだよ(*^^*)。これからなんだから、がんばりなさいな」と話をしてくださいました。本当に恥ずかしい話です。
事業開始後、初めて講座をさせていただいたのは、地域包括支援センター主催の認知症カフェでした。地道にやっていくうちに、8ヶ月後、再び市役所から、お話をきかせていただけますか?とご連絡をいただき、サムライト社からいただいた全国の自治体受注状況の実績や学会資料、講座カリキュラムなどを提出、一生懸命に窓口で説明をしました。私の思いが伝わったのか、わかりませんがようやく今年度の介護予防講座の受託にたどり着きました。
なんとも本当にお恥ずかしい、そしてたまたま運が良かったラッキーなお話です。

【持続化補助金の本当の効果】

商工会議所の小規模事業者持続化補助金に採択されなければ、脳若事業開始はもっと遅れていたかもしれません。もしダメでも、やろうとは思ってましたけどね。これもラッキーでしたね。
なにより、一番良かったことは申請の際に事業計画をまとめることが出来たこと。まさにこういった作業を行ったことで、自分たちがこれから通っていく道筋がはっきりしたと思っています。
まさに、ミッションステートメント(自社の根本原則をより具体化し、実際の行動に資する指針・方針として明文化したもの)を作り始めたという感じでした。

【地域貢献についてはどのような思いが?】

地域の応援団、見守り隊のような、少しでも地域の皆さまの「欲しい」をカタチに出来るような存在でありたいです。

素材と人・サービスと人・人と人をつなぐ職人として、顔の見えるお付き合いをさせていただきたいと考えています。
更に地域の活性化に繋がるよう努めてまいりたいと思います。

ありがとうございました。
旧きよき時代の、隣にお醤油借りに行くような、そんなお互い様に加えて、しっかりとした医療、介護体制が整って行くためのサポートのお手伝いが出来たら嬉しく思います。」とおっしゃる東野さん。是非、これからも地域に入りこんだ介護予防を目指して頑張ってください。ご支援いたします!

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