「脳トレ」じゃない!?じゃ「脳若トレーニング」って何なの?

昨日の出来事を1分で話すトレーニング

唐突ですが皆さんへ質問。「昨日の出来事を1分で説明してください」って言われたら上手にできます?簡単に出来ちゃう人もいると思いますけど、こういうのって機会がないとやることないですよね。1分ですから、短すぎるのはNG。ありがちな、長くしゃべりすぎちゃう(笑)のもNGです。起承転結があればなお良し!です。

この教材の目的は、

  • テーマにそった話題を自分の生活の中で見つける
  • その経験を頭の中で整理する
  • 1分間で人にわかりやすく伝える

これは脳の機能をフル回転させていますよ!「人にモノを伝える」ってすごく大変なことで、しかも「必要な事を簡潔に」というのがミソです。この教材は「脳若トレーニング」の中でも「コミュニケーションゲーム」というカテゴリに含まれている教材です。

このトレーニングは自治体などで行われている地域のリーダーを育成する為の「サポーター養成講座」でも取り入れています。「地域づくり」のなかでは実はとても必要な能力なんです。脳若トレーニングでは、「コミュニケーションを活発にし、発語を増やす」ことを大きな目的にしていますが、その先にあるのが今回のような「必要な事を簡潔に人に伝える」などというスキルなのです。

脳若教材の魅力って?

結論からいうと「コミュニケーション重視である」ということなんですけどね。高齢の方の外出機会を増やすことはもちろん、認知症の予防のみならず、人とスムーズに繋がることができるツールとして開発を重ねています。もっと言うなら、前向きに年を重ねていけるサポートができる教材を追求し続けたいなと。当然「脳トレ」的な教材もたくさんありますよ。その数は800を超えました。

2018年4月。今期始まって、色んな事があって、まぁ、やっとブログを更新できるような状況になったんですけどね。ようやく「脳若」を生涯の仕事としてやっていくんだ!と再スタートを切れました。ものすごいスピードで世の中進む中、「脳若」の価値ってなんだろう?と考えた時、最初に出てきたのは、これまでコツコツと増やしてきた教材でした。

毎月クラウドに配信され、ダウンロードして使えるトレーニングがこの4月現在で870。使いきれないほどあるが、毎月更新する。

実は紙の教材も豊富。とても好評なので、こちらのプリント教材も今年度から毎月更新することに。

クラウドで配信するだけでなく、アナログな紙のプリント教材もあるので、講師は受講生継続の為に様々な工夫ができるようになっています。それを全面的にバックアップするのが私どもの役割であって、この教材をもっともっと丁寧に作りこんでいく必要があるなと改めて感じた次第です。冒頭ご紹介した動画は新しい教材を配信する際に必ず本部でやって試し、修正を重ねながらライセンス先様へ配信している動画です。

トレーニングの時間、人数、ルール説明のポイントとあわせ、毎回YouTubeの限定公開で公開している。

脳トレじゃない!?

かねてより、「脳トレ」と同じくくりにされると違和感を感じてしまっていたのですが、じゃあまったく世の中にない新しいモノか?と言われたらそうでもない(苦笑)・・・でも、競合はありますか?と聞かれたら、他にこんな仕組みになってる事業って見当たらないと思うのです。ならブルーオーシャンか?と言われたらそこも微妙ですけど。はっきりしていることは、当たり前のことを当たり前にやり続けるというスタンスは変えません、というところかな。

フランチャイズではないので、看板たてたら、うわぁ~っとシニアの方が集まってもうかりまっせ!ではありません。「このツールをそれぞれの事業者様で工夫して使ってくださいね!」というスタンスではあります。年間25万のクラウド利用料をどう価値として認め、使いこなすことができるか?そこが収支をわけるポイントとなるわけですが、私どもはひたすら「脳若」の価値を上げ、多くの受講生の方に指示してもらえるよう努力を惜しまないということです。

アンチエイジング系やヘルスケア商品ですぐに効果が見えたりするものはバカ売れするのでしょうが、どちらかというと、漢方薬に近いのかな。じわじわ効いてくる、という感じです。この価値についてはなかなか目に見えない為、サービスの対価として認めていただくまで時間がかかる。ただ、少しずつ脳若ファンは増えてきていると感じています。

教材も、認定制度の形もこれから少しずつ変化させようと思っています。競合はいないと思ってますが、ちらほら同じようなことやってる法人さんもありますよと耳に入るし、うちのポータルサイトみて片っ端からDM送っているようなところもあるみたいだけど、どーぞどーぞ。私は「脳若」っていう事業が大好きで、死ぬまでこれを進化させてやりたいと思ってるわけで、それ思ってる間は誰かがついてきてくれるし、じっと見てくれていると思ってます。