認知症があっても積極的に参加!プロ集団を育成する【リカバリー健康教室】

何をもって選ばれるのか?

本日は愛知県名古屋市にある「なごや脳若ステーション」にお伺いしました。
お部屋に入ったとたん、笑い声が絶えない「リカバリー健康教室」では、「脳若は絶対に外せない」とおっしゃる太田代表。

受講生様は一見、お若そうに見えたのですが今日のメンバーの平均年齢は83歳だとか。
しかも、要支援から要介護2までの方。(そのうち認知症のある方は3名)

「続けておられる方々が、年々若返っていると感じる」と太田代表。

奥様、ご長男の一輝さん、次男の光彦さん共にご家族全員が専門家でいらっしゃいます。
ステキなご夫婦です!お話をお伺いしました。

どちらもこだわり派?(^^)/で素敵なご夫婦です。

ミニデイのうち、最初の1限目は脳若を行っています。参加者が活性化して、その後のグループで行う運動プログラムも、楽しく行えます。脳若の余韻で、全体の3時間が楽しく過ごせますよ。【奥様談】

私自身、個性が強いからね(笑)

だから、ご利用者様も個性の強い人ばっかきてるよ。
小さいところの良さというのは、
多様な個性を受け入れる事が出来る事だと思う。
これができない、あれができない、って事で終わらせないんだ。【太田代表談】

私が今回このステーションにお邪魔して驚いた事は、この利用者様方に対しての対応のきめ細やかさです。情報共有は常にスタッフ同志で密に行っておられ、ご利用者様の様子でそれが手に取るようにわかったことに心から感動しました。
介護保険制度の訪問・通所介護で軽度者介護は低報酬であることから参入するところはまだまだ少なく、国はなるべく住民主体でと言っている中、約2年間の月日を経て売り上げを確実に伸ばし黒字化してきた太田代表。

何をもって選ばれるのか?

を地に足をつけて考え、行動してきた結果なのだと思いました。

サポート体制が自然に生まれる仕組みとは

1限目は脳若トレーニング。さらに運動と、沢山の笑い声と共に、流れるように時間が過ぎていきます。

きめ細かい専門家のサポートは魅力だ

お楽しみの脳若トレーニングスタート!今日のコミュニケータは次男の光彦さん!素晴らしい講座でした。

今回お邪魔した脳若トレーニングの講座では認知症のある方が3名いらっしゃいました。(講座がとても盛り上がっていたので情報を教えていただかなければ気付かないくらいです)

・足が不自由で要介護2の方でも認知機能が衰えていない方
・要介護1で認知症のある方

様々です。その方々が脳若トレーニングでコミュニケーションを活発にとるうちに、自然と「出来る人が出来るところをサポート」する体制をスタッフ全員が意識をもって運営されているところがすごい。図にするとこんな感じ。

要介護2の方が要介護1の認知症のある方をサポートしています。

出来る事と出来ないところをお互いにサポートして補っているというイメージ。

太田代表の理想の姿に近いのではないでしょうか?それをスタッフ全員で実現している感じです。理念がぶれないって、こういうことなんだろうと思います。

脳若の人材育成教材は入り口となり得る

今年、22歳の新卒が入社している。「リカバリーの方針に心動かされた」と言っても過言ではなさそうだ。若いパワーに今後は大いに期待できる。

新入社員の粥川真奈美さん!フレッシュ!!

こちらも元気をもらえる笑顔ですね。太田代表は人材育成については「脳若のカリキュラムを勉強することで、基本はできる」と仰います。基本的な事を丁寧に書かれている教材は貴重であり、これを使わない手はないと。新人の粥川さんも脳若の「コミュニケータ基本ガイド」のおかげで初めての分野に飛び込めたと言います。

今後は、地域のサポーターの育成を目標に「地域づくり」を考えていく段階に入られましたね。脳若トレーニングのツールをこれだけ使いこなしていただき、感動の一日でした。

ありがとうございました!

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