高齢化率46.66%の町~神石高原町~講演終わりました

いやぁ。正直、遠かったですね💦
広島市から車で2時間強。ご依頼があってから当日まで、「せっかく遠いところ行くんですから、関係者集めて勉強会もしましょうよ」という私の提案に町ものってくれて、当日を迎えました。
広島スタッフの車に乗り込み、広島市を出発、どんどんどんどん山奥へ(^-^)。

着きました~

敷地内に小さな川もあって、時間が止まってる感じ。

岡山県の県境とはいえ、さすが広島。

早めに着いて、役場の職員様と食事(仕出しのお弁当!)と職員さんのおじいちゃまが庭で作ってるというブドウをいただきながら町の様子や総合事業の状況をお聞きしました。

当然ですが小さな町なので生活圏域は1個。旧の村など4つの集落が集まってできている町なのでなんとなくの2層として4つの区域にわかれている。でその4カ所でそれぞれリーダーさんを育てていきたいというもの。温度差はあるのはわかってるのでモデル地区からという一般的な方法を検討中とか。現在はまだ社協さんに一人、1層の男性がいらっしゃって、2層の協議体立ち上げはこれから課題とのこと。

ヒアリングはそれくらいで、来年度から取り組みたい「脳若トレーニング」どう展開していくのが良いのか・・・まさか広島からスタッフが通うということは現実的ではないわけで(島根県邑南町のほうが随分近い!)はて、どうしましょうか、という話になる。「脳若」は人材育成の仕組みがある為、サポーター養成の生活支援の部分までしっかりとカバーできる。自治体が取り組むとなるとそれなりに本気でやらなきゃいけないから、最初の背中押しはある程度必要ということになりますね。

そうこうしている間に、早々と人が集まってきましたよ。

この山里で、どこから湧いてこられるんだろう・・・まだまだ開始時間までたっぷりあるのに・・・

開始時間寸前に予定していた人数を超えてきたため急遽、15個の島を作っているところへ椅子を追加しだしました。iPadは36台持ってきました。一つの島に2台または3台おいて体験していただく予定でしたが満杯になってきました。

すご・・・この町、元気な高齢者がこんなに・・・200人軽く越えてるわ。

講演は2時間強。新しいスライドも毎回加えられ、じっくり絞り切る感じ。

講演が終わり、わざわざ私のところへ来られて

「わたし元看護士です。引退したら町の為にと思って色々とやっていきたいんだけど、こういうの自分でやってみたい!」

素晴らしいですね!思わず、握手して

「また絶対お会いすることになると思います」と言ってわかれてきました。

高齢化率の高いこの町は自分の事は自分でやらなきゃならない。お互いに支え合っていかなきゃ立ち行かない。

でも、暗くない!ここは大丈夫だと思いました。

多分またご縁があるでしょう。
めっちゃくちゃ疲れて帰ってきましたけど、楽しかった~

帰り道、酒屋さんに寄って「神雷」というお酒をゲット!これについてはまたプライベートブログで。

酒屋のおかみさんが、講演会帰りに寄った人が何人かいて、「今日の講演会は若い人で(笑)とっても楽しくって、よかったよ~」って口々に感想を言っていったそうな。

ありがとうございます。