テキスト作成中に思う~本当の予防とは何か?~

風邪具合悪いまま三連休となりました。
薬も効いてきてお昼からようやくテキスト作りに没頭しています。何のテキストか・・・?というと、

広島大学との共同研究により、脳若トレーニングには来年度より運動プログラムを入れる、ということを決めたのですが、これに合わせ、「脳」と「運動、栄養、口腔、」さらに「レジリエンス」が入った総合的な介護予防プログラムを構築することになりました。それにあたり育成するコミュニケータのスキルアップを図りたいということで新たにその育成プログラムを作成しているのです。

監修は広島大学の研究者の先生方の名前を記載予定。一般向けとは言いながらかなり専門的な事まで入れる。広島大学の研究者は絶賛してくれてるけど、まだ終わりが見えてない(-_-;)

スキルアップの為の基本テキストでは日本人の老化について、人口動態、フレイル、地域包括ケアシステムからレジリエンスまで、幅広く(逆に言うと浅く)知識を持ってもらうことを目的にします。ポイントは

専門職でない方でも、ある程度わかりやすく書く

ということです。私が今回挙げた基礎の部分を知ることは高齢者自身にも大切な事だと思っています。高齢者自身(特に50代からのアクティブシニア)にも是非知ってもらいたい。当然ですが人生100年時代を迎えたのですから、今の若い人たちにも学んでいただきたいところです。人生設計をするために大事な情報だと思うから。

さらに、健康寿命の延伸を目的とするうえで必要な事は、その地域ごとにやり方も違うし、個人ごとにも違うということで、コミュニケータのスキルとしてはまず全体を知ってもらって、地域を知ってもらう、さらに個人(受講生)を知る、という順番になります。

その中で、先ほど調べ物をしていて、改めてう~~~~~~っ。っと思ったので紹介します。テキストの中で最新の情報を元に全国の県別の高齢化率をグラフにしたのですが、どうも違和感があって市町村別にも調べてみました。平成27年のですが、高齢化率で並び替えるとこんなことになりました。

見えないですかね(;^_^A

65歳以上の人口割合を降順に並べ替えるとまず、上から4つ(福島県の富岡町、大熊町、双葉町、浪江町)は、人口ゼロですから「ー」表示です。この時点で改めて言葉にできない悲しさを感じます。さらに第1位が同じく福島県の飯舘村、100%です。

第2位 群馬県 南牧村 60.5%
第3位 長野県 天龍村 59.0%
第4位 奈良県 川上村 58.7%
第5位 福島県 金山町 57.5%
第6位 群馬県 神流村 56.1%
第7位 高知県 大豊町 55.9%
第8位 福島県 昭和村 54.8%
第9位 徳島県 上勝村 54.4%
第10位 高知県 仁淀川町 53.9%

という感じです。全市町村のうち、高齢化率が40%を超えているところは全部で221市町村。国がいってる2025年問題はじめとする危機感以前に、10年後、20年後の日本の姿がもうそこにある、という事になります。

まだ3分の1くらいしか出来上がっていないテキストですが、急ピッチで進めていきます。このスキルが世に出たら、

本当の予防が出来る人材作りが一般にも増える。

それが必ず世の中の役に立つ。

そう信じて書いてますし、まだまだこの事業を広めていくことの意義が深まると思っています。全国にある脳若ステーションからこういった人材をどんどん育成してほしい。それが私の生涯かけての夢であり、目標ですね。

ゴホゴホっ。

おわり