1年で売上1.26倍。小さくても着実に!地域密着型パソコン教室の進む道。

収支ってどうなの?

このブログでもご紹介した脳若ステーション第1号パソコンスクールアムリタさんのその後をご報告します。(前回の記事はこちら→常に先を行く「脳若」第1号店。受講者継続全国No1

脳若ステーション、この4月で4年目突入。今日は「収支の話」を踏み込んでオーナーの高山さんにインタビューしてみました。

初年度は折り込みチラシをやったり3カ月間のキャンペーンで受講料半額にしたりして、なかなか利益というものは見えてこなかったといいます。

時系列の経緯は・・・

・1カ月5800円(月4回)お月謝制を設定
(月2回コースもあるが99%は4回コースへ入会)
・初年度5名の生徒様からスタート。
・初年度は入会金無料、3カ月間の半額キャンペーン(コミュニケータも慣れておらず受講生様にも申し訳なかったので…)
・iPadは受講生様が入会と同時にご自分で購入された(これは助かった!)
・2年目から入会金5,000円
・脳若スタートから2年目の終わりで15名に。現在も着実に上客(脳若ファン)が増えている。
・脳若事業のノウハウをしっかり取り入れながら自治体の講座委託が定着してきたことで波に乗った

小さくても着実に利益をだす。

小さくても着実に利益をだす。

以下、高山さん談↓

人数は少なくても、年間100万円強の自教室での売上確保は大きいです。経費は一定ですので「利益率が高い」といのは導入当初から感じていました。ですから個人のお客様のファン作りさえ頑張れば大きな黒字を生むことができると思っています。

「脳若」は教室全体の売り上げアップに貢献!

「脳若」の広告を出すと、広告を見て「脳若」だけでなくパソコン教室へ入会されるんですよ。「脳若」って目立ちますよね笑。毎月1万5千円かけて地方紙(朝倉新聞)へ1年間掲載しました。地道にこれをやったおかげだと思います。売上全体が1年で1.26倍になりました。業種柄、存続は厳しいと思っていましたし、明らかに売上は下降していましたので本当に「脳若」は転機となりましたね。

他に経費は?

・ステーションのクラウド利用料年間25万。
(固定ですので増えることはないのが安心)
・人件費↓
1名は教室の社員。他は外部講師3名。1講座3000円(交通費込)で委託契約

委託講師は子育てや仕事をリタイアした能力のある主婦の方々です。2年目の終わりに自治体の講座が決まりましたのでiPadを準備しました。自治体の講座は最初は高山さん自身が担当されていましたが、今は随分お任せできるようになっているとか。やりがいのある仕事ですのでコミュニケータも日々努力されています。

地域力!脳若トレイン。

脳若トレインはテレビでも紹介され、多くのの反響が!

脳若トレインはテレビでも紹介され、多くのの反響が!

昨年甘木鉄道で走らせた「脳若トレイン」はものすごい反響でした。テレビにも紹介されましたしね。
この脳若トレインはじめ、地域の交流が活発になりパソコン教室としての活動の幅が広くなりました。同時に「駅前にパソコン教室がある」というのが地域でも浸透、周知されていっているのを明らかに感じます。老人クラブ、シルバー人材センターなど、協力してくれる人たちがたくさん出てきたのは何よりも教室の財産だと思います。

自治体講座は一時的なもの。やはり個人様です。地域密着型のパソコン教室のファンつくりはまだまだ続きます。

まとめ

「脳若事業」はフランチャイズではありません。これやったら絶対儲かる!とは言いません。でも、サムライトがそうしてきたように、真摯に前に進んでいくことでお客様から認められファンがつく。商売の基本だと思いませんか?「脳若」はそんなツールであることを目指します。

今年も脳若トレイン楽しみです。3月27日桜の道を走ります!
お申し込みはこちらへ→脳若トレイン(甘木町を元気にする会:主催)