70代の認知症割合25年までに「6%減」→こうやって「脳若」の仕組みを使ってください

政府が数値目標。70代の認知症割合25年までに「6%減」

今朝からお世話になった方に手紙を1通書いて、ニュースをチェックしてたらすぐにでひっかかってきたこのニュース。しかも今日の脳若365はタイムリーな認知症の話題でした。(「ストループ効果」がテーマ。脳若365は日替わりでページ更新します)政府は予防を推進して社会保障費の抑制につなげる狙いがあるが、目標を達成できるかは未知数、と記事は言っています。(毎日新聞5/15

脳若は全国90市町村以上の地方自治体で実績のあるトレーニングです。一般介護予防事業だけではなく、生活支援体制整備事業でも提案し続けたことで融合した、完成されたパッケージが作られつつあります。地域アプリまで完成していますからね。10年先をいく施策といわれるかもしれませんが、今のうちにやっとかないと、特に地方はつぶれてしまいます。

どんな施策をうてば目標達成するのか?

政府は新オレンジプランを打ち出していますが、全国みな同じやり方で横一線にやったってうまくはいかないですよね。だから総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業のこと)は自治体の特徴を生かして独自でやってね、ってなってるんだとは思います。その点は理にかなっているのかな。

でもどうしたらいいかわからない!という声は自治体担当者から沢山聞きますよね。誰か協力お願い!って人をSC(生活支援コーディネーター)として雇っても、行政としてどうしたいんだ、という道筋をつけてあげないと地域もSCも迷路にはまりこんじゃいます。行政も社協さんや社会福祉法人さんも、皆さん真面目に、真摯に取り組んであるだけに一緒になって苦しむってことはある程度必要と感じながら外の立場から、それでもガッツリ支援しています。

私はこの総合事業の活動と今回の認知症施策がしっかりと組み合わさってこそ効果を出すものと考えています。地域の元気高齢者の活用なくしては総合事業は成り立たないわけだから。

当社は広島大学との共同研究で「脳と運動」をテーマに脳若トレーニングの実証実験を全国で行い、5月末からスタート。すでに準備は整ってきています。研究にはどの補助金も使わず、自費です。いつもそうなんだけど、それやってたら間に合わない!
当然、自治体の協力を得ている場合も多いですが全国のライセンス先様もこのことについて学び始めています。この実証実験で最も注目すべきは、お手伝い要員を地域のボランティアの力を借りて仕掛けようとしているところです。福岡県でいうと2層の協議体のメンバーが動いて声を掛け合い、何のためにこんなことをするのかを学習しながら、「評価」についても学び、評価日当日の手伝いに入るというものです。メンバーは60代~80代までの方々ですから、自ら担い手側に回ることで予防意識は高まります。最も効果的な予防をしているという事になります。

専門職でない方が介入するというところに大きなハードルと挑戦がある。枠はスマートにするのが良いと思う。

この仕組みは、専門職でない方が介入するというところに大きなハードルと挑戦があると思っています。「資格」というものがあって色んなせめぎあいがあるのは承知している。
私がやりたいのはどんな人でも、予防や認知症について学び、寄り添える人材を作ることです。見守りやゴミ出しのお手伝いなど、生活の中でちょっとした人と人のつながりって大事だってみなわかっているけど、「通いの場」と銘打ってやるのがダサいと思ってたり、ばかばかしいと思ってたりするんだと思うんですよ。脳若トレーニングも同じで、なんでみんなで集まってやらなきゃなんないわけ?ってなる。でも、を作って形にしないと継続しないんです。一人で家でパズルしたってだめでしょ?それから「認知症になりたくない」じゃなくて、なってもいいように整えるんです。ただし、その枠はスマートにするのが良いと思います。スマートって?賢くておしゃれで、ずっと続くやつです。

「脳若」はSDGsといえるよね

人は、というか人生は循環します。親から育ててもらって、やがて年をとり、親をみおくって、今度はだれかの世話になることになるんだとしみじみ感じる。最期はひとりで死んでいくけど、人とのつながりは消えないんだから。まさに、人が循環するという考え方が「脳若」であるから、今話題のSDGs(持続可能な社会)だし、社会をなんとかしなきゃ、という法人や行政がこの事業に踏み出しているんです。ビジネスでやっているので重く責任を感じますがビジネスだから人を循環させることができるのだと思ってます。結局は自分の為だけにやるのはビジネスも予防もダメってことなんですよね。「脳若」の考え方、伝わればいいけど。