TOKYOで学んだこと『東京ケアウィーク2020』セミナー感想ほか~

新型コロナウィルスの心配なニュースが毎日のように更新される中でしたが、ご契約者様と情報交換会、会社訪問からケアテックスまで1週間出張してきました。

これまでは福祉用品など介護関係が主だったのに対し、「超高齢社会のまちづくり」が一つのお題目になっているのは昨今の特徴かと思います。

2日間、最新の情報を得るために上京とあわせて予定したのはセミナー受講でした。特に田中滋氏(慶應義塾大学名誉教授、地域包括ケア研究会座長 )の基調講演は満席。やさしい声の質が好きなのですが、力のこもったメッセージが含まれていたと思います。

改めて「介護」とは・・・から、
地域包括ケアシステム深化の過程、
またファシリテータ役の重要性を語られ、
多様な参加型社会を作る事を目標としなければならない

といったお話でした。専門職は介護のことに集中し、介護以外の大切な沢山の事をどのようにカバーしていくか、今後我々が進んでいく道筋を過去のこともあわせ、わかりやすく丁寧に説明いただきましたね。聞きごたえありました。

また、神奈川県知事である岩黒祐治氏の基調講演も「さすがうまい!」といった印象。

健康か病気か?の二極化は今話題の感染症型だ。’未病’という考え方とコンセプトでSDGsに置き換え’いのち’を輝かせる」!と。


社会参加、誰かの役に立つという考え方、未病指数などサムライトが発信している言葉そのまんまでそれをデッカクやれてるんだな、と思った。

最初に 「未病」と言った途端黙り込んでしまったと、縦割りの国の姿勢も面白おかしく表現し、結局世界に出るしかないとWHOやインド政府と次々に展開していったと言われてました。地方自治体でもそこまで出来るんだなぁ。

さらに、今回は同時期にウェアラブルも最新がみれるということで見てきました。こちらはかなり進んでてさすがTOKYOという感じ。思わず写真を撮りたくなるのが沢山ありました。ほんの一部。

ボディスーツ系は沢山出ていました。すごいテクノロジーですねぇ。
脳波測定デバイス(のうはめがね)
この指輪ほしい(黄色がかわいい)

フィトビットさんにも行き、API使ってどこまで受講生の管理できるか、質問したりしました。

1日目は息子と会う予定にしていたのに、夕方ドタキャン電話あり、ご一緒していた東京のライセンス先様と5時間も熱く語り合ってしまいました(^_-)-☆

あ、大阪では深夜までビジネスプランについて会話し、尽きることない感じが勢いあって心地よい。

テクノロジーはすごいのが出てきているけど、進みすぎてもいけないし、アナログだけでも置いていかれる。地域づくりを進める中でいかに「人」と「IT」を繋げるか、アナログとデジタルとエビデンスであると痛感した2日間でした。

おわり。