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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2024年05月09日号 VOL.687
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精神科の治療などに用いられる認知行動療法に
「再評価」というのがあります。
例えばあることが起こった時に
そうですね、とても嫌なことが起こったとしましょう
その時に
ネガティブな感情が湧くのですが
それをできるだけポジティブな感情に変えるという手法が
「再評価」というものです
このことは科学的に根拠があり
嫌な感情を良い感情に変えるので、
感情のコントロールができることから
一流のアスリートにも取り入れられているといいます。
ご高齢の方のお話を聞くとよくありますよ。
あの時、こんなふうに考えたから楽になったし、うまくいった。
だから今の自分があるんだ、と。
実際には脳の中で感情を生み出す「扁桃体」と理論的に考えて感情をコントロールする「前頭前野」が活性化しているそう。
すごいですね!そんなことが最近の研究でわかったんです。
「感情」と自分の「考え」を独立させ、立ち止まって自分に起きたことを考えることでうまくいくんだと思います。
自分が怒ったり、相手を責めたくなったり、無力感を感じたり、行動することができない状態になったりする時に、
自分の脳の中で働いているパラダイム(≒思考内容)をチェックする
というくだりは10年前に読んだ「7つの習慣」にもありました。
自分の「感情」と「考え」を点検していくことは改めて必要だと納得しますが、それは人生の先輩方から具体的に学ぶものだなといつも思います。
科学的に証明されて良かったです。
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