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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに！
作者：光岡眞里 2016年6月16日号 VOL．280 購読者：2226名
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「水の掃除を稽古する」
と言って「雑巾がけ」を手ほどきしたという明治の文豪
幸田露伴とその娘 文（あや）のエピソードが面白い
はたきは、房の長さ、重さを整えるところから
雑巾は1枚布で八つ折り、ひろげた手のひらからはみ出さないくらい
バケツの水は6分目
掃除は「清らかに美しくすること」
と言って、その都度
「いいか、俺がやるから見ていなさい」
と手本を見せていたそう
雑巾の絞り方にも美を見出すほどのこだわりで
娘をしつけたのですが
その掛け合いがかっこよすぎて。
掃除を通じて
周囲を観察する眼、世間にとらわれない思考
が育まれたということらしい
子供へのギフト
将来の世代へのギフトを
準備していかなくてはね
何をするにも
稽古をつんでこそ
背筋がピシッと伸びます。
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