大先輩

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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2017年11月02日号 VOL.352 購読者:2333名
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久しぶりに「サービス付き高齢者住宅」
で行われている講座をみてきました。
福岡市内ですがもう3年以上継続している講座。
今日の参加者は11名です。
平均年齢は・・・
おそらく83歳くらいでしょうか。
これまで講座を継続してきて、
入院してしまった、あるいは
昨日まで元気だったのに…
という方も当然いらっしゃいました。
自治体の介護予防講座においでになる方(70代が最も多い)よりも
もう少し先輩方といえます。
足元や動作はゆっくりと丁寧で慎重。
半分以上の方が杖、シルバーカーなどの
歩行補助具を使っていらっしゃる。
要介護がついている方も。
一見、受講生を見回すと
講師一人で大丈夫かな・・・
と普通だったら思うかもしれません。
この方々がiPadを?と。
しかし、改めて感じました。
この方々、鍛えられてる・・・!
93歳の男性、
「今日は補聴器の調子が悪いから」
と多分おっしゃったんだと思いますが
(歯がほとんどなく発語がはっきりと聞き取れませんでした)
iPadの「黒板」アプリをすいすい使う…!
コミュニケーションゲームの
「相撲といえば?」
の連想ゲームで脳梗塞を患った男性が
少し震える手で、
「よ・こ・づ・な」
とゆっくり指でiPad画面を滑らせました。
「継続」ってすごいです!
何より、はじまる前と後の重たい机の移動は
88歳と86歳の男性二人がすべてセッティング。
最近、恥ずかしそうに遅れて来られる
口数が少ない男性にはどこに座ってもらったら
うまくいくか?を講座が始まる前に皆で話し合ってる!
脳若事業の理想形だなと。
「自立・自分らしさ」っていったいなんだろう?
一番、私の頭に残った言葉と風景は…
女性がシルバーカーを押しながら、
「今日も元気でここで会えたわねぇ
良かったよかった、わたしたち、
一日一日が大事だものね。」
老い
を受け入れ、「ゆだねている」
と感じました。
今日は静かにですが、心から感動しました。
私が同じ年齢になった時、
あの穏やかな表情が出るだろうか?
そう問い直しました。
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