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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2018年6月14日号 VOL.383 購読者:2552名
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久しぶりに読後感です。
「おらおらでひとりいぐも」
”老いというのは結局のところ、負けを承知の戦のようなもの”
といった後ろ向きな表現があるものの、
全体的には、明るくて自由で開放的な印象の作品。
書評は色々出てるようですが、
私の一番いいなと思った表現はこれ。
”なんとかなるおん。
桃子さんは言葉を繰り返した。
その上に なるようにしかならないという諦観を薄く敷き詰めた。
これ以上暴れないように。”
この表現にしびれました。
ずっこん!っと胸に響く。
老いていくことを素直に表現(東北弁だから余計そう感じるのか?)
していると思うし、
”ほんとは子供より自分がだいじだったのだ”
には思わず苦笑。
そうかもしれないな・・・
同じく一人になって
「本当の幸せ」って何なんだろう?
ってしみじみと思う作品でした。
しかも・・・
著者、55歳で一人になって、
小説講座へ7年通って出来た作品。
すごいわ~
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「おらおらでひとりいぐも」
若竹千佐子(著)
河出書房新社
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コメント
流石に早いですね!私達夫婦も読んでみます。
是非❣️