18/10/18 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン【住民主体のきれいごと】

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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2018年10月18日号 VOL.401 購読者:2552名
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今日もダラダラと書かせていただきますがお許しください。

住民主体の地域づくりについてこの場でも時々報告をしているのですが、
昨日、久しぶりにある行政の「脳若IT部」っていう活動の様子を見学し、
部員の方々の勢いにびっくりしたので紹介させていただきます。
ちなみに部員は15名程度の70歳後半の方々。

終了後、男性陣が集まり操作の確認をしている。皆さんやる気満々です。

脳若IT部のテキストとiPadのセット。何事も試行の繰り返し。 ゆくゆくは第2層のSCの活躍の場、ステージだ。そこで使われるツールということ。

「脳若IT部」っていうのは、制度的に言うと

『介護予防・日常生活支援総合事業』

の中の「担い手育成」部分、

いわゆる

「住民主体の協議体」!

住民からの生活支援コーディネータ(SC)をどう設置するか?

なんてことが
全国の自治体の一部の部署では
悩みに悩んでいるコトなんですね。

専門用語が沢山出ちゃうとドン引きなので
もっと砕けて言うと、

まあ、

これから団塊の世代の方々が75歳になっていく
2025年から以降は

今迄みたいに
なんか具合悪いと
とりあえず介護保険使っときましょうか、
なんてことやってると
とてもじゃないけど財源が間に合わなくなるから、

今後は、なるべく介護保険を使わなくて
生活を続けてほしい(自立支援)ので、

自分でも予防してほしいし(自助)
地域でも支え合っていってね(互助)

みたいな事です。

2000年に始まった介護保険制度、
そろそろやばいんで

昔の長屋みたいに「お醤油が足りない!」って隣に借りに行く、みたいな
お互い様の生活に戻そうよ!

と。。(;^_^A

今さら?

でもね、

度重なる地震、災害が起きて

「地域」とか、「生きがい」、「命」、っていうものの考え方が
そろそろ変わってきてるということは
皆さんどこかで感じていると思うんですよ。

そのなかで、

こそばゆいような言葉、

おたがいさま、
ささえあい、

と言い出しても、
今、振り向いてくれるのは

はっきり言って

70歳代から上のホントに高齢の方々が多かったりする。

権利を主張し、自己主張がはっきりしてくる
わたしらの世代がじいさんばあさんになったら、

このきれい事に果たして賛同できるのかっ??

いやいや、

考え方を完全に変えよう、って言ってます。

だって、自分の為に認知症予防する、という考え方だと
多分、幸せにならなくて、

誰かの為に何かやる
お互いに思いやる
お互いに教え合う

みたいなことで
新しいコミュニティができて
場が創られる。

「個」というものが生かされたまま、
「社会的知性」の高い人々の集団だと
より心地良いものなんですよ、って私は言い続けてます。

そういうコミュニティがもっとも
幸せなコミュニティだと思うんですよ。

まさにそれに近いのが

昨日見た、「脳若IT部」だったなと。

これ以上は長くなるのでやめときます。
とにかく、

きれい事だけではやってられないけど、
嫌なとこだけ見続けても
何にも始まらないし、継続しない。

うまくやりたいなら
利他の精神を持つことです。

私は母にそう教わりました。

おわり。

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