【習熟~大脳と小脳】2019/9/5 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン

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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2019年9月5日号 VOL.446 配信先数:2599名
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私は剣道で大学へ行きましたが有名選手にはなれなかった。
ただ、ホントに何度かですけど「フロー状態」を経験したことはあります。

この「フロー状態」というのは簡単に言うと

超 集中状態

のこと。

私の場合、

練習で何千回も同じ技の練習をやる

身体が覚える

「超 集中」になった時

意識の外で自然に体が動く

勝った!

っていう感じです。

脳で「知識を覚える」のは大脳が担っています。
長期にわたってシナプスの情報伝達効率を上げて記憶する仕組みです。

先ほどの身体が覚えた記憶、というのは、「小脳」の機能。

自転車やスキー。
こういったものも、最初は自分で意識しながら手足を動かしますが、練習を重ねると考えなくても身体が動くようになりますよね。

「身体で覚える」ということは、
大脳の意識的な情報処理を小脳でコピーして無意識に行うこと。

運動機能だけでなく、思考することにおいても
「小脳」の機能が働いており、
「思考の高度化」をすることでより洗練されていくというのです。

「脳若」でいう

短期記憶トレーニングの記憶数が6個から9個になり、慣れてくると12個いけるようになる!
これも大脳と小脳をうまく使った「習熟」といえるかと思います。

何事も、あきらめず繰り返し、継続し、身体に覚えさせたうえで小脳にコピーして新しい回路を作ることが大切なんですね。

この春テレビで紹介された脳若教室で、90代の女性インタビュー。高齢でも継続するとしっかりと記憶の回路が繋がっていく。

もうちょっと言うと、やみくもに反復練習やるのではなく、正しいやり方を「小脳」にコピーした方が良いので、そこは科学的に(根性論でなく)というのがトレンドといえるのかな。
プロのアスリートはその域ですよね。

脳若も、ただ「脳トレ」じゃなく、
正しいやり方と意識で「小脳」にコピーで「習熟」。

ですね。

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