【幸せって難しい】2019/11/21 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン

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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2019年11月21日号 VOL.456 配信先数:2599名
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福岡県立美術館で「高島野十郎」の作品に触れる機会がありました。

東京帝大農学部水産学科を首席で卒業するも、
恩賜の銀時計授与を辞退した・・・
一生独身で、もともとお金持ちのお坊ちゃまなのに、
最期まで、かなり質素に暮らしている。

いや、これだけで

もしこんな人、近くにいたら、
「あたま良すぎの変わった人」
と思うだろうなぁ。

日頃はボロを着ていても、
いざ町へ出るときは洗練された紳士の服装であったそうで

色んなこだわりはあったのでしょう。
晩年、売れない絵を描く自分のアトリエを「ここはパラダイス」だと。
そして最期は一人、老人ホームで。

後世でこんなにも注目され、
「孤高の人」と称賛されるようになっても
草葉の陰で手を挙げて喜んでいることはないでしょう。

この人、幸せな人生だったのでしょうか?

継続する「幸せ」の要因としてあげられる
「非地位材」による「幸せ」ではあったと思います。

お金や地位じゃあないということ。

「自己実現」
「成長」
「楽観」
「マイペース」

このあたりも、この人の「幸福」(パラダイス)である、
という要因になっていそう。

枕元にあった遺稿「ノート」の最終ページには

「花も散り世はこともなくひたすらにたゞあかあかと陽は照りてあり」

世の中、そして自分を客観視し、俯瞰してみてますよね。

今回の展示会で、おそらくすごいお金持ちさんが所有していた
という作品が新たに県に寄付され、日の目を見たそうで。

理由は
「十分楽しんだので」とのこと。

野十郎の作品「蝋燭」をまじまじと見ながら
炎がメラメラ・・・

誰もかれも面白い人たちだなぁって

ただそれだけの感想です。
すごく感動したわけでなく、ただメラメラ・・・

「幸せ」って難しい。

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