高齢化率43%、町をあげての脳若事業、錦江町の挑戦。

読めますか?肝属郡錦江町(きもつきぐんきんこうちょう)

今日は鹿児島県の大隅半島西部に位置する人口約8000人ほどの町、錦江町での脳若事業をご紹介します。

脳若事業は、

  • 現在700プログラムという脳若トレーニングの教材をクラウドから自由に使う事ができ、
  • 認定制度に基づいて人材を育成出来るというパッケージです。

全国70市町村を超える自治体の地域支援事業で採用されているのですが、自治体様自身からライセンスをご契約頂いているのはこちらが初めてです。

錦江町では町役場の中にある地域包括支援センターと、社会福祉協議会のご担当者あわせて6名の方がトレーナーとして認定されました。

アカデミー受講後、介護チームリーダーの落司(おとし)リーダーを中心に、何度も勉強会を開催し、ビデオ撮影にこぎつけられました。役場の仕事をこなしながらの認定ですので、全員合格を聞いてホッとしたのを覚えています。

そしていよいよ、脳若事業が始まったのです。

役場ですと連絡がとりずらく、質問などにもすぐに対応できるようにと、女性担当者とこっそりとlineで繋がっていまして、仕事が終わった後、嬉しい報告がありました。

広報に載せました!

笑顔が素敵。盛り上がっていますね!

落司リーダー、頑張っていらっしゃる!

錦江町は県でも高齢化率第2位。陸の孤島といわれるこの地域、このまま高齢者がどんどん増えていくことには当然、危機感をもっていらっしゃいます。そこで元気高齢者をもっと増やさなければ!と町をあげて脳若事業に乗り出したのです。

将来はコミュニケータを住民からスカウトして育てる。また、生活支援の脳若サポーターもこれから育てていくという計画です。

まずは第一歩を踏めました!と話す町の担当者。

8月は脳若フォローアップ講座を鹿児島で開催しますので、時間を作って是非参加していただきたいなぁ。地域づくり、どんどん広げていってほしいと心から願っています。

脳若事業のサービスはこちらからご覧ください。http://kaigo-yobo.com/