17/11/09 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン「補償運転」

●●●●●●●●
光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2017年11月09日号 VOL.353 購読者:2333名
●●●●●●●●●

今日は「運転」の話。

私の母は74歳ごろまで運転していました。

スーパーの駐車場で車庫入れに失敗し、
ドアミラーを壊したとき、
これ以上運転すると危ないと自覚したからでした。
ちなみに、免許は仕事上必ず必要だったので
50代で取得、運転は下手でした。

年とってからの免許取得でしたので
それを自覚してたのか、安全運転には心掛けていましたけどね。

「安全運転」というと「運転技能」を思い浮かべがちですが、
もう少し視野を広げてみると

・安全な走行プラン
・他社や同乗者への配慮
・自分の感情や体調の自己コントロール

こういった一見、運転とは関係のないところまで
影響するといった考え方も広がってきています。

そういえば、運転の上手い下手にかかわらず、
イライラしたり急いで焦っていた時に事故ったりしますよね。

運転中のネガティブな感情をコントロールすることが出来れば、
事故を減らすことができるわけです。

さらに、高齢ドライバーに関しては、
「補償運転」という考え方があります。

昔はベテランドライバーで事故一つおこさなかった!

でも高齢になってくると自然と注意力や認知機能が衰える

従って運転技能も低下する可能性は高い

そこで、

・雨の日や夜のリスクのある日の運転を控える
・スピードを出さない
・無理な運転はしない

などの安全運転を確保しようと意識した運転を

「補償運転」というんですね。

脳若トレーニングの受講生様にも
ばっちり当てはまるこのような運転をする方、
いらっしゃいます。

ただ、当然ですが
さらに老いが進むと、たとえ「補償運転」でも
安全ではなくなってくる。

いつまでが安全でいつからが危ないのか?
運転のやめ時は?

これについては個々で状況が違いますし、
ものすごく難しい問題ではあります。

健康寿命と同じで、

「補償運転で安全に乗る時間」

は長くなる方がサクセスフルエイジングに
繋がるという人は多いと思っています。

高齢者の事故が報道されるたびに
年寄りは早く免許を取り上げろ!
じゃ、話は先に進みませんよね。
免許がなければ生活が成り立たない人もいらっしゃる。

心の自己コントロールがポイントだと思いますね。

脳若でも提唱している「レジリエンス」(しなやかな生き方)
が関係していると最近はすごく感じます。

*****************
★12月のセミナー
12月2日(東京)12月3日(大阪)
https://nouwakastation.kaigo-yobo.com/station/seminar/
動画セミナーはいつでもご視聴になれます。
事業者の方 http://kaigo-yobo.com/
個人の方  https://nouwaka.com/
★脳若ブログ http://blog.kaigo-yobo.com/
★メルマガ登録・配信停止・ご感想・お問い合わせ
info@somelight.co.jp
株式会社サムライト
光岡眞里
*****************