小さな会社のブランド確立のキモ【マスコミ紹介(脳若)の軌跡から考える】

「女性自身」(シリーズ人間)密着取材終わる

光文社「女性自身」の3日間の密着取材が終わりました。11月1日朝、福岡空港への迎えから始まり、私の古くて小さなデミオで記者の堀ノ内さんとカメラマンの田山さんを乗っけてちょっとした時間旅行が始まる、という感じでしたね。

本誌の「シリーズ人間」という人物ドキュメントは1963年(昭和42年)の連載開始以来、半世紀以上にわたり、毎週7ページ・モノクロで、さまざまなジャンルから真摯に生活と向き合う人に焦点をあててきたらしいのですが、正直、買ったことない・・・。というのは皆さん同じだと思います。(-_-;)
美容室で見る、アレです。

今回の取材で脳若講座のご案内は福岡市姪浜のサービス付き高齢者住宅「そんぽの家」篠栗町の介護予防教室、インタビューは粕屋町役場介護福祉課の渡辺主幹、脳若ステーション第1号店のアムリタ高山社長、13年間まだ続けて通っていただいている「みつおかパソコン教室」の生徒様である秋田さん、当社のスタッフ、そして私自身にもかなり時間をかけたインタビューでした。

子供時代の事から聞かれて・・・話さなくていい事までやっぱり聞き出されるけど、これは絶対に言わないでというのが多く(言わないでほしいという事は書きませんと残念がってましたが)脳若トレーニングを実際に見ていただき、感動してくれて「これ、もっと世の中に広まればいいですよね、よくここまで切り開いてこられましたね」と言ってくれたので素直に嬉しかったです。
最終日は朝倉復興の為にと甘木で「脳イキイキセミナー」も開催できました。久しぶりにお会いする方々も多く、これまでやってきたことを一通り3日間でおさらいしたという感じでした。

今朝早く、ゲラがあがってきて確認しました。(ま、リアルな事実はオブラートに包まれて問題なく平凡に書かれていた感じで安心したのが本音)今週の14日発売分(福岡は16日)だそうです。是非立ち読みしてみてください。w

今回の取材、なぜ私に?というのが不思議でしたが「女性自身」さんも「女性」、特にこれから「介護」などの問題で悩む方にもメッセージ性のある記事にしたいということで当社の「脳若」をネット検索でヒットさせたといいます。そして同時に私に興味をもったと。情報発信の大切さを改めて感じました。

どうやったらマスコミから取材されるのか?

「脳若」という事業を銘打って始めてから5年になりますが、これを世の中の人にどうやったら知ってもらえるか?個人事業主のパソコン教室時代に考えてたことは、とにかく毎日情報発信することでした。Facebook、Twitter、ブログ、そして7年間続けて書いている毎週木曜のメールマガジン。YouTubeで動画もかなり流しましたね。今となっては恥ずかしくて直視できないですが(;^_^A

知ってもらうために必死だったし、まさに「塵も積もれば山となる」でした。本当に積み重ねでコツコツという感じです。

初めて脳若が全国の人に広められるなと感じたのはTwitterで呟いた「今からiPadを使った認知症予防トレーニングをやります」という一言を山梨の女性が「興味あります」と返してくれた時です。今の「脳若」が生まれる前です。

この女性とは後に東京で実際にお会いして、勤めていたシステム会社さんとライセンス契約という流れになります。現在山梨県で10市町の認知症予防講座(脳若)の実績を持っています。

日経ビジネス【日本を救う次世代ベンチャー100】に掲載

2012年10月、DBJ(日本政策投資銀行)の女性ビジネスプランコンペティションでファイナリストに選ばれたことがきっかけで、日経ビジネスに掲載されました。これは大きかったです。この記事をきっかけに群馬県の大手システム開発会社とフリーライセンス契約を締結、現在この会社様には人材育成の要として大きな役割を担っていただいています。

これまでもフランチャイズ情報誌「アントレ」の高齢者ビジネスの記事、リビング福岡1面に認知症予防をテーマに掲載、ローカルテレビ出演など、やはり「高齢者」「認知症」「iPad」などをキーワードに自分の事業のタグは何か?を意識し、ブランド化を少しずつはかってきました。(記事はもちろん無料で掲載)

さらに今週は福岡で行われたデザインアワードでも賞をいただきましたので、これも一つのブランド化になりました。早速情報発信です。

福岡デザインアワード 受賞 介護予防事業全体をデザインしパネルに表現

そしていよいよ、今年の12月には日経BP社から「脳若」の書籍が出版されます。

マスコミ露出はブランド化するには必須で、目立たないといけないし、好感を持ってもらわないといけない。怪しかったり、わざとらしいとだめだし、代表が美人だと面白くない(笑)

自分の「タグ」を持ち、応援者がいると口づてで広めてくれる

プレスリリースはほとんどやったことありませんので、これは日々の積み重ねでしかないと思います。
賛否両論あると思いますが情報を発信して、自分をある程度さらけ出すことは必要な事でした。

脳若をやっている企業はこんな会社で、この人が代表ですよ、っていうのはとても大事。小さな会社ですからね。これからも様々なタグをつけ加えたり削ったりしながら中心をブラさないで情報発信を続けていきます。

そして、「脳トレではなく、脳若っていうのがあるでしょ?あれって、良いらしいわよ」という一般の方の声が聞こえてきたら、これでブランド化成功だと。

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