【人間の舌】2019/11/7 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン

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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2019年11月7日号 VOL.454 配信先数:2599名
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先日、佐賀県のとある病院で行われた
専門職向けの口腔ケアの勉強会に
オブザーバーとして参加してきました。

摂食嚥下障害に対しての内容で、
事例などを拝見させていただくと、
どうしても両親の介護をした時の事を思い出します。

しかし改めて「舌」って大事なんだなぁ!ってしみじみ。

「のどから手が出るほど・・・」という表現がありますが
舌って、もともと捕食器官だったんですね。

舌全体の3分の1(喉の奥の方、ブツブツしてるとこ)って、
魚類の舌の進化系。
舌全体の3分の2(べーって出す部分)って、
両生類が発達させた部分!

これはサンショウウオ。両生類とは魚類から進化し始めて陸に上がった動物です。

なんだそうです。

また、両生類は味覚しかわかりませんが、
人間は 舌運動、咀嚼運動、さらに首の回旋が可能。

人間は首の回旋が可能ですが、両生類は出来ないんですね。
人間も、寝たきりの状態というのは両生類と同じで
舌や首が硬くなり、動かなくなっていきます。

「ベロだけは鍛えればすぐに効果がでる!」
「舌は鍛えようがある!」
と先生は力説しておられました。

健康なあいだは、物をかんで飲み込めるという幸せを感じることは少ない。

口腔体操って、元気だとまだまだ関係ないよねと思ってしまいがち

飲み込むことには喉の筋肉、首の筋肉、口、頬、舌といった色々な部分が関係してるのですが、健康な人はそんなこと意識しなくても飲み込めているからですね。今、鍛える必要あるの?と思ってしまいます。

舌の衰えは身体の筋肉の衰えと同じことですので、
じわじわと衰えてきます。しかも自覚しにくい。
だからしっかり鍛えておく必要があるのです。

まずは自分の口で食べることができる幸せを感じ、
誤嚥せず飲み込む力がある自分の舌というものを
改めて感じるところからだと思います。

長生きしたければ「口」(舌)を鍛える!

脳若でも口腔体操がありますね。
「あいうべ体操」や「ぱたから体操」は恥ずかしがらず、
大きく口をあけてやりましょう!

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