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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2019年11月21日号 VOL.456 配信先数:2599名
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脳若全国プロジェクト
昨年の広島大学との共同研究をへて、『脳若』はバランス運動や口腔・栄養がプログラムに加わり、評価の仕組みも整いました。今年度から全国ではじまった脳若評価プログラムは徐々に終盤を迎えています。現在までに約300名の参加があり、行政関係では5市町村での開催。事業を行うことでその効果を提示することは必要な事だと改めて感じました。
よくここまでこぎつけたな、というのも正直な気持ちですが…
個人ごとにフィードバックする、という仕組みは佐賀県の「ゆたか内科クリニック」中島美和子先生に監修・ご協力をいただきながら完成しました。介護現場でのご経験をしっかりとこのプロジェクトに反映させていただきました。医療現場でお忙しい時間を割いてのご協力、感謝に堪えません。
今日は福岡県粕屋町で、評価結果をお渡しするとともに報告会を行いました。プロジェクト参加者(トレーニングを受けない群含む)のほとんどの方がおいでになりましたので、福祉課の方も関心の高さに一同、驚きを隠せませんでした。
データが出る、ということでやはり男性の方の参加が多いというのが特徴で、皆さんメモをされたりじっと自分の評価結果をみつめておられたりされていましたね。
一つ一つの評価スケールについての説明、何のためにこの評価を行っているのか、またこの評価数値を上げるためにどのようなプログラムが組まれているのか、を説明しました。8年も脳若トレーニングを開催している町なのですが、このように評価を行い、見える形で報告会を行ったのは初めてでしたので興味津々で非常に反応が良かったです。予防講座の中では脳若が断トツで人気!町の福祉課としてもキャンセル待ちになる事を想定して今から来年度の準備をする予定だそうです。
報告会では、フレイル(虚弱)をしっかりと認識し、その状態にならないように意識するということはそれだけで予防効果があることを伝えました。見える形で数値が出るということも大事。
さらに、このまま健康寿命を伸ばしていくためのポイントは何か?
それが「社会参加」であるということを最後に伝えます。
順をおって解説し、落としどころは「社会参加」ですよ。
認知症予防の為の介護予防講座はそのように発展させるべきものだと思っています。長年この町で模索し続けた結果の、正しい、きれいな形が出来上がった瞬間でした。
もちろん、来年度も引き続きこのプロジェクトは続いていき、パワーアップしていきます。全国の脳若受講者に実感していただきたいと思っています。
明日は同じ会場で、ケアマネージャーと生活支援(ゴミ出し、見守り等)の地域サポーターさん含めた地域ケア会議です。今日の受講者ももちろんダブって参加されますよ。
支える側のサポーターは70代後半の方が多い。
素晴らしいことだと思います。
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