サービス付き高齢者住宅で「脳若」５年目の実績
本日は福岡市西区にある「そんぽの家S姪浜」さんへお伺いしました。
担当マネージャーであり介護福祉士でもある『井元美加子』さんにお話をお聞きしました。
こちらは自立から入居できるサービス付き高齢者住宅（ワンルームマンションタイプ）。現在は１４３床で入居率９８％、ほぼ満床です。
福岡唯一のそんぽの家Ｓ。自立から介護５の方まで入居可能（福岡市西区石丸）
新規入居者様の見学対応には「いきいき倶楽部」をアピール。
現在「脳若トレーニング」をはじめ椅子体操、ヨガ、歌声喫茶等6教室がメニューとしてそろっています。
掲示板に貼られているポスターはひときわ目立つ
「脳若トレーニング」は、こちらで開講して５年目となります。おいでになられている受講生様はほとんどの方が８０歳以上とご高齢ですが、皆さん大変お元気でパワフルな方々です。
「脳若だけは外せない、楽しみで仕方ない！」とファンの方も増えてきて、１０名くらいの受講生様がコンスタントに受講されています。
娯楽室で行われる「脳若」講座
最近は受講生の中でも男性陣が講座の中でサポート役にまわっておられるとか。講座前の机やイスの移動からiPad操作のサポートまで、受け身の受講生としてだけでない、主体的な活動に繋がっているといいます。
入居者の中には、自分に投資するよりもお孫さんや家族の為に少しでもお金を残したいと考えられる方が多い中、脳若トレーニングをセレクトされ、講座を盛り上げていただいている受講生様には感謝の気持ちでいっぱいです。
自分がやりたいものを自己判断で選択
サービス付き高齢者住宅は「介護施設」ではありません。
『例えばみんなで何か幼稚なことをするのではなく、「自らがサービスを選択する」ということを重視したい。』と仰る井元マネージャー。そんな中、脳若講座のような人気講座はとても助かっています、と微笑まれます。さらに、「自分がやりたいものを自己判断で選択できる、たとえ寝たきりになっても自己決定を基本とし、すべて自分で決めてほしいと願っているのです。」と仰います。
担当マネージャーの井元さん
国の総合事業も始まり、介護保険制度も改正になる中、企業としてどういう立ち位置にいるのか？ますます問われていく時代となりました。そんな中、「安心して生活ができる環境作りを目指す！」と力強くメッセージを掲げておられます。
このマンション、活気があります。廊下ですれ違う方の表情がすごく良いです。
終の棲家・・・その生き方は？このことをこれから次の世代も準備し、真剣に考えていく必要があるのだなと感じました。
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