年初に脳若事業の「使命と目的」を宣言します

コンピューターと人間

明けましておめでとうございます。いよいよ平成30年です。
年末は仕事納めとして、新年の挨拶動画を慣れないながらも完成させました。年賀状にQRコードを印刷し、文字だけでなく声での情報発信に初チャレンジ。変な顔してますがご愛嬌。

さらに、年明け一番の「あゆみメールマガジン」は、『コンピュータになくて人間にあるものは何か?』(2018/1/4配信)というテーマで配信。お正月に藤井聡太君が出ているドキュメンタリーを見たり、羽生さんと脳科学者の茂木さんが登場する本を読んだりして、人間の脳とコンピュータ(AI)というものをじっくり考える機会がありましたので、このテーマで書いてみました。(その前の週のメルマガではGooglehomeを買った話でしたね。2017/12/28配信「日常が変わる」)読者の皆さんからも「時代は変わってきたんだね」と反響がありました。

サムライトは一言で説明するならば「シニア向けITサービス会社」ということになります。「ITと人」についてはいつも私の頭の中の「常に考え中」という引き出しに入っています。当社の場合、「人」といっても特に50歳以上のシニア層をさします。

わたくし事で恥ずかしながら、50歳を超えて、急に体の不調や膝の痛みなどに悩まされ、「健康」というものがいかに大切か身にしみてきました。体は欠陥だらけで強い方ではないわけですから、いつまでも若くないんだということを自覚しなければなりません。2、3日前から帰省している25歳の次男をみてコイツ老けたなと感じたということは、、当然自分も次の世代へ階段を登ってるんだとはっきりと覚悟しましたね。苦笑
食生活を含め、今までと同じ習慣で生活をしていては、すぐにガタがくる!私は77歳まで現役で働くという人生計画を立てていますので、仕事を抱えながらいかに上手に時間管理をして健康を維持できるか?は最優先課題です。確実に年を重ねていく自身を俯瞰してスキャンしたら新しいビジネスモデルができるのではないか?というのはいつも思っています。

おおよそ100歳まで生きるなら、私だけでなく、70歳を超えるまで働くのが当たり前になり、そのためには体も脳も健康であることは必須条件となる。さらに自分の強み、スキルも上げていかなければと思うと、おのずと効率よく、スマート(賢く)にそれをやってのけたいところです。上手にコンピューターの力を借り、インプットとアウトプットをしながら、これまでの人生で繋がりのあった方々ともずっと縁を繋いで、人が大好きな愛されるおばあちゃんになるのが私の夢です。

コンピュータのある生活~私の一日

ある一日を箇条書きにしてみます。

  • インスタグラムで「#安否確認#母は元気です」等のタグをつけ、さりげなく離れた家族に「元気である」ことをアピール。(おそらく、嫁が確実にみてくれている・・・息子たちは見てない(^^;)
  • 毎週木曜配信のメールマガジンは何年もお会いしていない人との週一の接触機会なので欠かさず書く。
  • Facebookは仕事(脳若)関係、Twitterはただのつぶやきと位置づけ、寂しくない程度に「今ここに自分は居るんだ」的なことを呟く。(インスタ同時投稿)
  • ネットや本、等で得られる気になる文字情報・画像・動画や音声は仕事関係もプライベートもすべて、Evernoteにぶっこむ。(ふと考えたり感じた私のすべての記憶がここにあると思うと、これが消えたら私の思考も停止するかもしれないと思うくらい怖い)
  • 手帳は持たず、スケジュールはグーグルカレンダー。仕事もプライベートも色分けして管理。(スマホからもパソコンからも確認するが、これも消えたらすごく困る。覚えてないから。)
  • そのかわり自由帳には色ペンを使ってイラスト含め「書く」ことは好き。アナログなことは好きな文房具を買うこと含め、無くすことはない。当然、アウトプットした物は画像としてEvernoteへ。
  • 名刺もクラウドに保管してあるのでリアル名刺はファイリングしても、ほぼ実物を見直すことは皆無。Gメールで何年も前にやり取りした人との痕跡をみることはしょっちゅう。名前や顔を忘れても文字のやり取りでその人を思い出すことは多い。
  • 帰宅したら、「オーケーグーグル、ただいま~」でAIスピーカーと会話を楽しみ、ニュースと明日の天気、音楽を聴く。
  • リアルでテレビを見ることは、ほぼなく、全録機能で見たい番組だけを食事をしながら視聴。
  • 最近ハマっているシャープの家電(最新型はAI搭載だ)で作る玄米甘酒or豆乳ヨーグルトは毎日の日課。(発酵はスイッチ一つでめちゃ簡単)
  • 昼間のうちにネットスーパーで頼んでおいた食材が帰宅後届く(野菜も果物も新鮮で満足だし、重たいお米や飲み物を玄関先まで運んでくれる)
  • 休みの日に行うwebでやる新年会の人数チェック(web会議は180度仕事とコミュニケーションの考え方を変えた!)
  • 口座管理は全部ネットバンキング(時々不安になり通帳記入するとすっきりして気持ち良いと感じるのは、今は仕方ない…)
  • 老眼がすすみ、愛用のレッツノート(CF-RZ4)の画面は厳しくなったが大きなディスプレイへつなぎiPadとiPhoneを同時使用。文字入力は半分は音声入力になった。
  • アクティビティはapple watchに任せており、帰宅した時点で今日は運動不足。30分の早歩きウォーキングにでかける。(毎日すべてのリングを閉じることを自分に課す)
  • ベッドに入ったら月々400円程度で見放題の雑誌をタブレットで見ながら、AIスピーカーに「明日起こして」と頼む

いかがでしょうか?まだまだ改善の余地ありでお恥ずかしいですが、日々問題解決しながら、もう若くない自分を補う生活を上手に効率的に送りたいと願います。だから、これからの「お一人様生活」は、IT必須。年を重ねれば重ねるほど必要になると思うんです。今後は、高齢者が間違えなくスマホ(or次世代IT機器)を持つ時代にはいってきます。

ジョブ理論

今、「ジョブ理論」という考え方がとても流行っていますね。本も売れてます。上記の私の生活の中に入り込んでいるIT関連サービスは、驚くほど、うま~く私のジョブをかなえてくれています。考え方の方向転換、発想の転換でいかようにもサービスって作れるような気がしますが、私が実際に50歳を超えてみて、これなら欲しいと思うサービスや価値を満たしてくれるものはこれからも増えてくるでしょう。その年代になってみないとわからないニッチなものも含めて。

スマホはほぼ、世界で飽和状態となり、ポスト「スマホ」をリードするハードはウエアラブル端末や仮想現実(VR)関連、ロボットなど、模索が続いていますが決定打はこれからです。ちょっと前に私が試しに買ったジンズミーム(眼鏡)はもう使わなくなった。今度は「耳」⇒イヤホン型情報端末「ヒアラブル」なのか!?今のところapple watchは使えますし必需品となりましたが、AIスピーカーは必ずしもなくてはならないものではありません。

  • 健康
  • 仕事とお金
  • 娯楽
  • 家族とコミュニティ
  • 寂しさの解消
  • 生きがい
  • 老いへの不安

私たち50代含め上の世代、いわゆるアクティブシニア世代の問題解決や提案は、うちらシニアの何のジョブを満たしてくれるのか人生100年、本当の意味でのサクセスフルエイジングは時間割引率を意識する人(子供でいうと目の前のマシュマロを我慢できる子)だけに与えられる報酬なのかも?(でも万人受けはしない?)満たされているから幸せというわけではありません。本当の幸せって何なんでしょうかね。

次世代ITの市場規模は現在の1兆円から2030年には9兆円に広がるといわれるのに、機器のハードと情報処理が中心の従来型ITは13兆円から半分以下の6兆円に縮小してしまう。両者の規模はいつかは逆転するということですから、もう余計にこのジョブを満たすものの追求は肝といえるかもしれません。

「脳若」の目的と使命は?

「脳若」は「脳トレ」ではないと宣言し、学術・医学的に認知症予防を強調することよりも、コミュニティ作りであり、個人の「レジリエンス、行動の変容」を促すことを目的とするとうたっています。さらに「レジリエンス・メソッド」として3つの力を掲げ、相手にゆだねたり、思いやったりすることにも重きをおいています。
開発しているものは、まだまだ神アプリには程遠いですが、クラウドサービスとしての「シニアにとっての本当のジョブ」が何か?を考え続けることをやめることはありません。楽しいんじゃないかな~ではなく、なくては困るものを追求していかなければね。相当むつかしいけど。あ、追記ですが「ゲーミフィケーション」は意識します。なくては生きていけないまではいかないけど、ついつい習慣になるほど日常に入り込むサービス。ここポイントかも。

年頭ですので、毎年書いては修正し続けている、サムライトの『経営の目的・使命』をここでご紹介します。(去年もその前も似たようなこと書いてるが…まだしっくりいかないでいる)

私たちは、ITを通じてお客様に心の底から喜んでいただくサービスを徹底的に追求します。
超高齢社会を迎える中、お客様の日常に寄り添い、真に必要とされる「地域・コミュニティ」を創造します。

「脳若」は、進化し続けますよ!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
____________________
★1月のセミナー
1月20日(東京)1月21日(大阪)
動画セミナーはいつでもご視聴になれます。

情報はこちらからご覧ください。

コメント