総務省が9月15日に発表した高齢者人口のニュース。
総人口は昨年から21万人減って1億2671万人。
そのうち高齢者の割合は27.7%で過去最高、ということだけど・・・
ここでいう「高齢者」って65歳以上の話ですから、
65歳は高齢者じゃないですよね~もはや。
ちなみに70歳以上の総人口に占める割合は19.9%でほぼ2割だから、5人に1人が70歳以上ということ。
90歳以上は初めて200万人を超えました。
男性50万人女性156万人!総人口の1.6%ですけど、アメリカ(0.8%)の2倍ですよ。ダントツ世界一ですものね。
女性も元気ですけど男性だってすごい。
ところで、先日、利用者がほぼ男性!というデイサービスへお邪魔しました。
福岡市内の社会福祉法人アイリスさん(早良区にある第2野芥デイサービスセンター)です。
脳若トレーニングをご検討で、まずは体験してもらったのですが、お伺いしてみてほとんどが男性なことにビックリしました。
現役時代の話をされたり、「この機械はいくらするのか?」と訊ねられたりと、男性特有の雰囲気の中トレーニング体験していただきました。
平均年齢は90歳といったところでしょうか。軽度、またはもう少しすすんだ認知障害があったり耳が遠かったり。それでも新しい体験には興味をもって挑戦するという意思がはっきり見える。コミュニケーションゲームでは一人一人マイクをむけて自己紹介をしていただきました。厳しいかな?とは思いましたが、現役時代を彷彿させるようなユーモアたっぷりの素敵な挨拶をしていただけました。大事なんですよね、こういうチャンスを作る事が。タブレットを触りながら、「こんな便利なもんができたんか、時代は変わったんだなぁ」とつぶやく方も。
脳若トレーニングは「引き出す」ことを目的にしています。
「要介護2まで可能」としていますが、それ以上の方も体験していただいている事例はたくさんある。だって出来るんですもの。
引き出して、引き出して、出来る!
を体験していただく。
目が悪くても、耳が遠くても、認知症があっても、サポートしながらだったらちゃんと出来ますよ。そこが脳若トレーニングのいいところだと思うんよね。
トレーニングが終了したらそれぞれ、書斎のように自分の居場所へ戻って新聞を広げマイペースな時間を過ごす。
ケアマネさんたちも男性が行きやすいということで男性をどんどん紹介するらしいです。
この雰囲気なら男性はくるでしょうね。脳若はドンピシャはまる。
あと、こちらは建物の建築時に「地域連携室」を作っておられ、そこで何をするか?がこれからの課題といいます。脳若のツールを使って地域の方集めての交流の場にすることができますね。
デイサービスも特徴を出していかなきゃ立ち行かない時代。
数でいくか、質でいくか、、、両方必要でしょうけど「人材育成」という意味では脳若は良いツールだと確信します。ただ、職員の方も大量の業務があるわけですから、そこは来てもらってプロに任せるというのもありです。私がプロと言ってるのは「予防のプロ(重度化防止)」のことです。
そういうのをしっかりと数字で効果を明確に出していかなきゃって思ってます。
要介護3を2、2を1、
っていう風にね。この結果を出すことこそが大切です。