【「フレイル」何故日本語で言わないか?】2020/7/2 光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン

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光岡眞里の「あゆみ」メールマガジン今日も元気にパワフルに!
作者:光岡眞里 2020年7月2日号 VOL.487 配信先数:2598名
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健康な状態と介護の状態の中間と言われる「フレイル」

フレイルの可能性があるか、そうでないかは様々な評価基準があり、

・片足でどのくらい立っていられるか
・栄養状態や体重
・体全体の筋肉の強さを代表する握力
・認知機能

など、昨年当社で行った「脳若全国プロジェクト」でも

これらの評価を行なってフレイルチェックをしました。

フレイルになったら大変!
坂を転がり落ちるように要介護になる…?

たしかに、「フレイルサイクル」といって加齢や慢性的な病気によって筋力、活動量、食欲の低下を招き、進行していくパターンはあります。

しかし、あながちそればかりではないのです。

ある研究で、高齢者の追跡調査をしたところ、フレイルと評価されたグループの75%が元気な状態(またはフレイル予備軍)へ戻り、4人のうち3人がフレイルから脱出できたという結果が出ています。

これは、たとえフレイルであっても回復する可能性は十分にあるということであり、逆にいうとフレイルの時、またはその予備軍である時に少しでも早く気付いて「元気の側」に自分を呼び戻しておく必要があるということですよね。

「フレイル」

日本語に訳すと「老弱」「衰弱」ということになります。

この日本語だと、衰える一方じゃないですか?
イメージが!

誤解を生まないよう、この「フレイル」というカタカナで表記されるようになったという裏話でした。

なるほど!ですよね。

追伸
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